四畳半神話・王国を巡る旅 その2

百万遍に 知恩寺 というお寺があります。


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毎月15日には手づくり市という一般の人たちが参加できる市が開かれてにぎわうお寺ですが、
『四畳半王国見聞録』の方では三浦さんに呼び出された鈴木くんが雨宿りをしていましたね。
(四畳半王国見聞録 真夏のブリーフ)




こちらが本堂


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静かな境内です。


近くの保育園の子どもたちがかくれんぼをしていました。
そういえば、私も子どもの頃、近所のお寺の境内でカンケリとかしたなあ・・
なんて思い出してしまいましたよ。

生活の中に溶け込んだお寺の雰囲気を感じました。





私も本堂の片隅でちょっと休憩させていただきましょう。


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本堂からは読経の声が聞こえてきます。

そこに時折、遠くから子どもたちの声・・

スズメがすぐ近くに平気でおりてくる・・

しずか・・・

こりゃあ、鈴木くんじゃなくても居眠りしそうですわ。










ン??


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わあおっ!!

階段に座ってちゃいけないって!!

でもこれはきっと人でいっぱいの手づくり市の時のことだよね。

だって今はだああ~れもいないし、
私一人座ってたってみんな余裕で通れるし・・・

・・・

すみません。。。。。








鈴木くんはここで八ミリを持った少女をみかけたり、楓さんと出会ったりしていますが、
雨上がりの境内はきっとこんな風だったのでしょうね。


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さて、百万遍から今出川通りを東に向かって歩くと


楓さんと柊がデートをしていた(四畳半王国見聞録)進々堂があります。


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京都のあちこちにあるパン屋さんカフェ進々堂と同じ字で同じ名前ですが、
多分別のお店。
こちらは1930年の創業で、創業者はカルチェ・ラタンみたいにとお店を始めたらしいです。


黒田辰秋が人間国宝になる前に作った 大きな机がドーンと真ん中にあって
その周りでみんな思い思いに時間を過ごしてします。

カレーを頼んでパンにつけて食べるのがいいんだよなあ。


レポートをひろげる学生や本を読む教授風のおじさまがいたりして
なにやらアカデミックな雰囲気ですが、
のんびりしてても全然叱られない落ち着けるお店です。





・・・と行ってきたようなことを言っていますが、
実は何年か前に行っただけ。
今回は立ち寄っていません。









この進々堂からさらにもうすこし東に行くとあるのが カフェ コレクション


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翌日のことである。
大学へ出かけて日がな一日、講義だの実験だのと立ち回ったあげく、
私は喫茶「コレクション」にて夕餉の明太子スパゲティを食した。
(四畳半神話体系 四畳半の甘い生活)




『四畳半王国・・』の方では芽野だったか芹名だったかが
ここで「とり皮バターライス」なるものを食べていましたね。


とり皮バターライスってどんなのと思います???








これですよ。


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その名のとおり、とり皮っ!!、バターライスッッ!!





明太子スパゲティはこちら


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一人でふたつとも食べたのかって??
ンなわけないじゃん。


夕ご飯を奢るから・・と息子に目の前の大学から助けに来てもらいましたわよ。



「アンタ、ちゃんとご飯は食べてるか??
栄養バランスを考えて野菜もたくさん食べなアカンで」
と、説教しながら、この炭水化物攻め!!






でもバターの香り高いご飯と
パリパリになるまで焼いて香ばしいとり皮との組み合わせが意外においしく、
私には一皿全部場無理だけれど、
若い人にはとってもいいんじゃないかと思いました。



明太子スパゲティの方もスープスパのように仕上げてあって食べやすい。
息子と半分ずつ食べるはずが、どんどん食べてしまって
ああ、ごめんごめん・・という羽目に。



この二つと飲み物に種類を食べても2000円をきる安さ。
さすが、学生御用達のお店です。
















さて、コレクションで夕食にいたったのは本当は一日の一番終わり。
それまでに行った場所に話を戻しましょう。




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芹名が贔屓にしている白川通りに面したガラス張りの喫茶店(四畳半王国見聞録)



彼がしばしば勉強している外から見える席に座って、
逆に通りを眺めるとこんな感じ。


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ここでは飲み物しか頼みませんでしたが、
席に座るとお冷とともになぜか自動的に割り箸も出てくるところが
喫茶店というより定食屋さんって感じでした。


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三条通りに場所を移してこちら・・


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三条大橋のそばに古めかしい束子屋があって、小津はそこに入った。
なにをするのかと思って暗い軒先で待っていたが、やがて彼は無念そうな顔をして出てきた。
(四畳半神話大全 四畳半恋ノ邪魔者)



そう、こちらが樋口師匠に捧げるための束子を探すお店ですね。
この束子屋さん、森見登見彦さんの他のシリーズにも出てくるような・・





そしてこれが三条大橋


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京都はスタバも床を出す時代。


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なんだか四畳半も遠くなりました。
(しみじみ)













ま、それはともかく・・・





京都の街中、たとえば三条通りから西へ、アーケードの中をふわふわ歩いているものと思っていただく。
春の週末であるから人でも多く賑やかである。
土産物屋や喫茶店リプトンを眺めながら歩いていくと、ハッと目を惹くような黒髪の乙女がこちらへ歩いてくる。
(四畳半神話体系 四畳半自虐的代理代理戦争)



の喫茶店、リプトン で休憩しましょう。






いただいたのはもちろんこちら


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し、しまったぁ!
モンブランを食べることに気をとられ過ぎて
お店の外観の写真をとるのを忘れてしまったではないですか!!



・・・というわけで、ここでは食べたものの写真だけです。。。



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モンブランは食べた一口目、甘ッ!!って思うのに、
食べ続けるとなぜかそれほどくどくない。

土台のメレンゲが爽やかにすら思えてきます。

洋酒の効いた栗クリームも食べるほどにおいしさがわかってきます。


ケーキを食べるフォークがなかなか止まらない・・
そんなモンブランでしたよ。



                リプトン モンブラン 458円














ところで、森見登見彦さんの小説にはよく古本屋さんが出てきますよね。
蛾眉書房っていう・・。

河原町通りにあるということになっていますが、
古本屋さんだらけの京都、
どのお店のことなんだかはよくわかりません。



でも、「ガビ書房」じゃなくて「ガケ書房」なら白川通りにあります。


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あ、この車、お店の駐車場に停まってるんじゃないんですよ。


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新刊も古本も両方売っているこのお店。
売られている本は店主のセンスで集められているようです。


考えてみたら、雑貨は百万とあるけれど
雑貨屋さんは売るものをそれぞれのお店のセンスで決めるわけだし、
本屋だって扱う本に主張があっていいですよねぇ。









文庫版 四畳半神話体系の表紙やアニメ版のキャラクターデザインをした
中村祐介さんイラストのファイルがあったので大喜びで購入。


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夕ご飯の待ち合わせ時間まで時間があったので、
最後に二条通りの夷川発電所という所に行ってみました。



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一度だけ街中で偶然に羽貫さんと会ってしまったことがある。
西部劇で馬に乗った無法者に縄をかけられて地面をひきずられる何だか弱々しい人のごとく、
私は木屋町から先斗町界隈を縦横無尽にひきずりまわされ、
気がつくとひとりぼっちで夷川発電所のそばに倒れ伏していた。
(四畳半神話体系 四畳半時客的代理代理戦争)




ここも森見登見彦さんの他の本にも時々出てきますね。





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大正3年にできたそうですよ。

平成になって新しい発電機になったものの今でも現役。









周囲はこんなに風情のある広場になっていて、
なんだか大正ロマンがただよう場所です。

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『有頂天家族』では確か、「似せ電気ブラン」なる飲み物の工場もあったはずですが、
ホントにそんな感じ。


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イヤ、みなさん、
森見登見彦って誰??な方にはチンプンカンプンな内容に
長々とお付き合いありがとうございました。


他にももっと行ってみたい場所はありましたが、
今回はこのくらいとさせていただきます。




おまけ・・



羽貫さんが勤める御影橋のそばにある歯科医院ってここかしら。。。。
名前は窪塚歯科医院じゃなかったけれど・・


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それにしても、わざわざ京都に行ったにしてはモンブランが少ないって??

それはまた後日
やっぱりあるんかい!!





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by michirudesu | 2011-06-19 12:08 | 京都な日常 | Comments(0)

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