山科の古刹に春をたずねて・・

    
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前にある垣根はこのお寺の山号にちなんで亀甲垣というそうです。


京都市山科区勧修寺町(かんしゅうじちょう)にある歓修寺(かじゅうじ)






駐車場から続く、京都を舞台にしたサスペンス劇場に出てきそうな道では、
桜がほんの少しだけ。


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勧修寺のお庭、
桜はまだこれからのようでしたが、
ここには偃柏槙(ハイビシャクシン)という、とても珍しい木があります。


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移っている緑の部分、これ全部一本の木なんですって。



偃柏槙(ハイビシャクシン)に埋もれるようにしてある勧修寺型の灯ろう


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こちらは江戸時代に京都御所から移植されたという臥龍の老梅(左下)。

ほんの少しだけ花がついていました。


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鷹狩が趣味だった藤原高藤は、ある時、南山階に鷹狩りに来ていた時に突然の雨にあい、
たまたま通りがかった宮道弥益の屋敷で雨宿りをした。
勧められるままにそこで1泊した高藤は、その家の娘(列子)に一目ぼれし、一夜の契りを結ぶ。

翌日、鷹狩からなかなか帰らぬ息子を心配して待っていた、高藤の父・良門は激怒。
高藤が今後鷹狩に行くことを厳禁した。

そのため高藤と列子は長らく音信不通となる。

それから6年後、高藤がようやく列子と再会したとき、列子には娘がいた。
6年前の高藤との一夜の契りで宿した子であった。

この娘こそが後に宇多天皇の女御となり、醍醐天皇の生母ともなった藤原胤子である。












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ここ、勧修寺がその2人の一夜の契りの場となった宮道弥益の屋敷があった所で、
その場所を醍醐天皇が、自分の母藤原胤子の菩提を弔うためにお寺として改められました。


これ ↑ が御本堂。







池の方に行ってみましょう。




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表の方は、こんなふうに、ぼよよーんと温かげで明るい佇まいですが、

裏の方はちょっと暗くて不気味・・あわわわ・・静か。




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平安時代はここの氷を宮中に献上して、
その厚さによって五穀豊穣を占ったとそうですよ。




池の向こうに見えるのは観音堂。


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勧修寺の隣の宮道神社は、
宮道弥益と娘の列子や夫のある藤原高藤、その他ゆかりの人々が合祀されています。

2人のロマンスにちなんで縁結びの神様だそうですよ。



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藤原高藤と宮道列子の次男、定方(藤原胤子の弟)の歌碑


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名にし負はば 逢坂山の さねかづら
   人に知られで くるよしもがな


歌碑の横にあるのが、その『さねかづら』の木だって。















さて、次は近くの随心院に行ってみましょう。



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ここはーで有名なのは、
なんといっても、小野梅園でしょう。


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小野小町の邸宅があったとされるここは、
小町ゆかりのあれこれが・・




小町化粧井戸


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うーむ・・、ここで顔を洗うのは・・・



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小町が言い寄られた男たちから貰った手紙を埋めたという文塚


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深草の少将の百夜通いの悲恋は先日書きましたが、(こちら
彼が送った手紙なども埋められてるのでしょうか。。











書院や本堂のお庭は小町も座って眺めていそうです。


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今日はぽかぽか春本番の陽気。

今年の梅は遅れに遅れましたが、
桜へのバトンタッチはうまくいくかなあ・・・






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Commented by pinko_okusama at 2012-04-03 18:54
こんばんは。
由緒あるお寺にも春がやってきましたね。
少し咲き始めた桜が綺麗ですね。
梅はもう満開なんですね。
なんか梅の木の姿というのはすごいですね。

池とか井戸とか塚とか・・・
古刹の不思議スポットには少々ためらいや尻込みをしちゃいますよね。
お写真からすごいなんか、彷徨いや謎めいたようなものが感じられますね。

雹が降ったんですか。大丈夫ですか。こちらも大荒れです。気をつけてね。

栗ぜんざい、おいしそうですね。夜の食欲編はまだですか(笑)
楽しみにしています。
Commented by michirudesu at 2012-04-04 21:55
pinko_okusamaさん
こんばんは。
はいはい、春がやってきましたよ・・
・・とか思ってたら、きのうの大あらし。
なんだかパラパラ音がするなあ・・と思う間もなく、庭にバラバラァッッッ!!って
雹がころがるのには驚きました。
直径一センチくらいありましたよ。

おくさま、手の具合が早くよくなるといいですね。
それまでは、私が出かけてあげるからご安心ください^^;
by michirudesu | 2012-04-02 20:04 | 京都な日常 | Comments(2)

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