2012年 10月 25日
日露戦争開戦前夜・・・無鄰庵
京都 無鄰菴(むりんあん)
ここは明治から大正にかけて元老を務めた山県有朋(やまがた ありとも)の別荘です。
山県は他にも無鄰菴と名付けた別荘を造っていますが、最終的にここに落ちついたようです。
母屋(↑写真)の横には洋館もあり、
ここで明治36年に山県有朋、伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎の4人によって
日露開戦直前のわが国の外交方針を決める会議が行われました。(無鄰菴会議)
結果、日本は日露戦争へと突入していくわけですが・・・
会議が行われたお部屋へ・・・
お庭は東山を借景にとりいれ・・・
回遊式になっているので、歩くごとに違った趣を楽しむことができます。
作庭は平安神宮のお庭も造った小川治兵衛
お庭から見た母屋
池の水はびわ湖疎水からとりいれられています。
紅葉はまだこれからです。
こちらは茶室
街中とは思えないほど静かで美しいお庭、
そこにたたずむ洋館の優美に飾られたお部屋・・
そんな中で戦争へと道が決められていったのですねぇ。
<おまけ>
とか、感慨にふけった後でナンですが・・
この後、時代祭を見に行ったあとで、前から欲しいと思っていたものをとうとう買ってしまいました。
京都デニム
友禅の技法を生かした手染めだよー^^
by michirudesu
| 2012-10-25 10:47
| 京都な日常