当尾の里、岩船寺から石仏の道を歩いてたどり着くのは極楽浄土???



京都府木津川市加茂町 岩船寺(がんせんじ)。


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京都府の南端、奈良に近い地にあるこのお寺のあるあたりは、
当尾(とうの)の里と呼ばれます。
ここは・・・





古来、南都仏教の影響を色濃く受け、
世俗化した奈良仏教を嫌った僧侶が隠遁の地として草庵を結び、
念仏に専心したと伝えられています。

やがて、草庵が寺院へと姿を変え、塔頭が並び『塔の尾根』ができ、
いつしか『当尾』と呼ばれるようになったといわれます。


        青字部分 木津川市観光協会のページより抜粋(こちら









門を入っていくと、当尾の地の由来通りの美しい塔がお出迎え。



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こちらがご本堂。


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ご本尊の阿弥陀如来は平安時代の作だそうです。(撮影禁止)

ちょうど観光バスがついて、ご住職がご本尊の前で解説を始められるところ。
私も便乗させていただきました。






十三重石塔(重文)や、


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石室のお不動様、


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などが点在する境内は、
観光バスの方々が去ってしまわれると
しーん・・と静まり返ります。




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ほとんど人がいない境内をゆっくりと歩いた後・・





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もう一度本堂に入らせていただいて、
阿弥陀様の前に一人で座っていると、
日頃の自分について、
それでいいのか?と問いかけられているような気持ちになりました。






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さて、ゆっくりと自分を見つめたところで(ホンマかいな??)、
岩船寺を出て、山道を少し歩くことにいたしましよう。


寺院や修行場が散在していたこのあたりには、
多くの磨崖仏が造られ、道のあちこちあるそれらをたどって歩きます。




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みろくの辻 弥勒磨崖仏

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わらい仏

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からすの壺 阿弥陀・地蔵磨崖仏

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石仏は道行く人々の御守りでもあり、道しるべでもあったようで、
そんな仏様をたどりながら、
うららかな秋の道をのんびりと歩きます。






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やぶの中三尊


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このほか、当尾の里には30を超える石仏が点在し、
それらを訪ねて、四季折々の散策が楽しめるように
観光協会によって散策マップもつくられています。(観光協会石仏のページ



岩船寺からの散策路はゆるい下り坂になっていて、
辺りの風景を楽しみながら、のんびりと歩くことができました。










そして散策の終わりは・・・



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本堂に九体の阿弥陀如来が並ぶことで有名な浄瑠璃寺です。

この九体阿弥陀堂というのは、平安時代に京都でたくさん建立されたそうで、
ここ浄瑠璃寺はそれを唯一今に伝える貴重なお寺です。









平安の雰囲気を残す浄土庭園。
池の奥に見える本堂の姿はまさに極楽浄土。




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塔も美しい。





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九体堂とも呼ばれる本堂。
中の阿弥陀様はもちろん撮影禁止。



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ピーンと張ったような空気に圧倒されるというか、なんというか・・
人は皆、ここに入ったとたんに黙り込み、
九体の阿弥陀様から目が離せなくなります。


そして一度お姿を目にすると、
その前から立ち去れなくなってしまいます。



私も阿弥陀様の前に座り込むこと30分。
いつの間にか、寒さも忘れておりました。。








どうしてもお写真を見たい方はこちらをどうぞ。。
(パンフレットを撮影)

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いや、こんなにたくさんの阿弥陀様がおられるのだから、
ここはやっぱり極楽浄土といってもいいでしょう。



そんな浄土の秋をもうすこしどうぞ。。。






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by michirudesu | 2013-11-30 19:49 | 京都な日常 | Comments(0)