2013年 12月 03日
詩仙堂と蓮華寺に石川丈山のお庭を訪ねたけれど、侘びの世界はチョー満員。。
狸のお山から下りてきた後は、
あの紅葉の名所へ行ってみました。
詩仙堂(しせんどう)丈山寺。
実はここの前の道をどんどん登っていくと狸谷不動院に行けるんですよ。
ほとんどだーれも行かないけど。。。
徳川家康のお気に入りだった石川丈山(いしかわじょうざん)が隠居のために建てた山荘です。
正式名は凹凸窠(おうとつか)。
でこぼこした土地に建てた住居という意味だそうです。
また詩仙堂は、
「ししおどし」といわれるあの仕掛け、
添水(そうず)発祥の地でもあるようですよ。
家康に好かれているを幸い、
武勇よりも侘び寂びに生きたいというわがままをかなえさせた丈山が
その趣味のすべてを注ぎ込んだであろうここは、
建物も庭もすべてがまさに侘び寂びの極致。
・・ていうか、
右を向いても左を見ても、
あっちもこっちも、あれもあれも、
侘び寂び、侘び寂び、侘び寂び・・・
お前にこの侘びがわかるか?わかるか?わかるか???
と、問われまくっているようで、
もう・・・ほんま、大変です。。。。
ま、でも・・・
現実は凡人たちでこの大さわぎ・・
この季節、
風雅な世界に浸るのは無理なようです。
石川丈山といえば、
こちらのお寺の庭も丈山と狩野探幽が一緒に作ったといわれています。
左京区にある蓮華寺(れんげじ)。
紅葉がことのほか美しい。
ここの燈籠は『蓮華寺型燈籠』と呼ばれます。
この季節はもう何も言うことはありません。
あとはお写真のみをどうぞ。。。
by michirudesu
| 2013-12-03 18:39
| 京都な日常