相国寺に龍の声を聞きに行く。



正式には萬年山相国承天禅寺。


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室町時代に三代将軍足利義満によって創建された臨済宗のお寺です。

開山は夢窓疎石(むそうそせき)。




誰もが知ってる金閣寺も銀閣寺もこの相国寺の塔頭です。

塔頭といえばもとの禅寺のすぐ近くに建てられるものなのに、
京都の西と東の端ともいえるような離れた場所になぜ??
・・とずっと不思議に思っていましたが、
相国寺は創建当時、北は上御霊神社の森、東は寺町通から西は大宮通りまで、
約144万坪の広大な敷地を持っていたそうですわ。

ならば、金閣寺と銀閣寺があの場所でも元の寺の近くに塔頭を創建したといえるのか・・・





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現在の総門をくぐって入っていくと・・
極楽浄土の池のような放生池に天界橋。
(後ろに見える閉まっている門は勅使門)
    ちなみに後ろの茶色い建物は同志社大学です。




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そして奥に見えるのがご本尊がおられる法堂です。





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うーむ・・・
なんだか時代劇に出てくるような眺め。


相国寺は歴史の中で幾度も焼失、再建を繰り返し、
この法堂は豊臣秀頼の再建。
現在、日本最古の法堂建築です。





池と法堂の間にあった三門や仏殿は応仁の乱で焼けて以来再建されておらず、
今は礎石や跡地を残すのみ。
松の林がちょっとさびしい。。。



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ところで、この法堂の天井には龍の絵が描かれています。

禅寺の天井には龍が描かれていることがよくありますが、
狩野光信筆のここの龍は鳴くのです。

(どんな鳴き声かは実際に言ってお確かめください。ホントに鳴くんだよ。。)








さて、こちらは方丈。
大修復が終わったばかりです。



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白川砂を敷き詰めただけの前庭と・・・
(後ろに見えるのは法堂。)



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木々がたくさん植えられた裏のお庭。




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枯山水だけれど、目の前の地面を掘り下げたお庭って珍しいよね。

座ってゆっくり眺めていたいところですが、
暑くて暑くて・・・

ほんま、京都の夏はたまりませんわ。。。








相国寺は敷地内に承天閣美術館という美術館を持っておられて
今は伊藤若冲を展示中。

でも、美しい緑の中にあるその美術館自体が、展示品のようでしたよ。



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紅葉のころはきれいだろうなあ。








最後にお寺に伝わるこんなお話をご紹介しときましょう。



あるときに相国寺で千宗旦(せんのそうたん)の茶会が開かれた。
宗旦の見事な点前は、出席した茶人たちはもちろんのこと、
普段からそれを見慣れている弟子たちですら見とれるほどだった。
ところが宗旦がその場を去った後、また宗旦が現れ遅刻して来たことを詫びた。



その時、茶人千宗旦に化けていたのは相国寺に住むきつねさんだったようです。


このきつねさん、ある時は雲水に化けて相国寺で勉強をしたり、
ある時は門前で碁を打ったり、
ある時は倒産寸前の豆腐屋さんを助けたりと、
なかなかの化けぶりだったようですが、
人々は正体を知っていても、宗旦狐と呼んで仲良く付き合っていたそうですよ。


そして、そのきつねさんが死んでしまった後、

相国寺は寺のために尽くしてくれた宗旦狐の死を哀れみ、
宗旦稲荷として祠を築き、狐を僧堂の守護神とした。

・・というお話が京都に伝えられています。

     (青字 WIKI






こちらがその 宗旦稲荷。


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by michirudesu | 2014-07-31 18:30 | 京都な日常 | Comments(0)

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