京のひんやりスポット まとめ

さて、夏の暑さがようやく影をひそめたというこの時期になってナンですが、
京都にはどことなく怖涼しい場所というのがいろいろありまして、
今までにも・・・


    夜の京の町をとぶ怪鳥、鵺がいた池・・こちら

    夜のタクシーに乗せた女の人がいつの間にか消えていて・・の話の発祥といわれる池・・こちら

    男を呪って鬼と化した女をまつる神社・・こちら 


などなどの場所に行ってみたことがありました。





それからつい最近、

    平安京や戦国の怨霊たちゆかりの地・・こちら  

などをうろうろしていたのは記憶に新しいところ。







でもって、まだほかにもいわくつきの場所というのはありまして・・・



班女塚(はんじょづか)。

ここは・・・、


e0033713_09082630.jpg



この付近に昔、2人の姉妹が住んでいた。
姉は早くに嫁に嫁いでいたが、妹は宮仕えを辞めてからは家に戻っていたそうな。
ところがこの娘は27、8歳のときに重い病にかかり亡くなってしまった。
 
そこで、娘の遺体を棺に入れ、車に積んで鳥辺野の墓地に運んだのだが、
さて鳥辺野につき車から棺を下ろそうとするとやけに軽い。
棺が少し開いていたので覗いてみるとそこには娘の姿がなかった。
家に帰ってみると遺体はなんと妻戸口に、もとのような格好で寝ている。
次の日も鳥辺野に運び下ろす頃にはまた蓋が開いていて中に娘の姿はない。
さらに次の日には、鳥辺野に運ぼうとしても今度は土に根を生やしたように全く動かない。
そこである老人が「ここに埋めてほしいのではないか」というので、墓穴を掘ってみると娘の遺体は軽々と動いた。
そうして事は落ち着いたが、姉が引っ越したのを始まりに、
村人は気味悪がって一人、二人と引っ越していき、この辺りは誰も住まなくなり塚だけが残った。



という宇治拾遺物語の伝わる地です。





なんとなく怖いような、怖くないような・・・




まあとにかく、
班女(はんじょ)=はんじょう(繁盛)とつながるからか、
すぐ近くに商売繁盛などを願う繁昌宮があり、



e0033713_09234799.jpg


このあたりの地名も繁昌(はんじょう)町。



e0033713_18031160.jpg


良い方につながっているようでありました。








さて、こちらにも怖い言い伝えが・・・




e0033713_18082199.jpg



ここは平安時代、宴の松原(えんのまつばら)と呼ばれた場所。



ある日の深夜に3人の若い女性が歩いていると宴の松原から顔立ちのいい男が現れ、
3人のうち一人の手を取り、松原の中へ入り込みました。
しばらくは話し声が聞こえていましたが途中でふと話し声とだえ、
不思議に思った残りの女性が様子を見に行ってみると、
連れていかれた女性はおらず、おびただしく広がる血の中に女性の手足だけが落ちていたという・・・




ほかにも、藤原道隆が弟・道長との肝試しとして通りがかったときに、
不気味な声が聞こえてきて逃げ帰ったという話などがあり、
昔から鬼や妖怪の出る不気味な場所と認識されていたところなのであります。





うーん、ブルブル・・・

きれいに整備されてるけど、夜に通ったら怖いかなあ。。








言い伝えといえば、ここの菊野大明神は、
婚礼の際には決して近くを通ってはいけないという場所。





e0033713_18205232.jpg




なぜかといえば、ここの御神体は、
百日続けて通えば想いを受け入れるといわれた深草の少将が、
その『百夜通い』の最中に腰かけたといわれる石。

恋愛成就まであと一夜を残して亡くなってしまったという彼の無念がこもっているとされ、
その無念さが男女を別れさせると言われています。



祠に髪の毛が巻き付けてあったり、
五寸釘が打ち込まれた藁人形が置かれていたりしたこともあったそうで・・・・・



ほんとに怖いのは、それを置いていく人かあ。。。。










こちらは心霊スポットともいわれるところ。




e0033713_08402686.jpg



『近代医学発祥の地』とかいってるけど、
ここは日本で初めて腑分け(解剖)が行われた地。

よく知られている杉田玄白らの腑分けに先立つこと17年。
山脇東洋がここで行ったものが日本初なのだそうな。



この碑の裏にはこんなに立派な石碑も建てられてありました。


e0033713_08461241.jpg



当時解剖されたのは刑死者たち。

刑を執行されたあとまでそんな目に合うとは思ってもいなかったでしょうが、
今日の医学の発展につながったということで、
どうか納得していただきたいものです。





ところで、この場所は実は六角獄舎(ろっかくごくしゃ)とよばれた京都の牢獄の跡地でもあります。



ここには幕末の時代、多くの尊王の志士たちがとらえられておりました。
蛤御門の変が起こった際、京都はそれに乗じた大火災に見舞われるのですが、
ここの六角獄舎にも火の手が及ぶことが懸念されるのに。
時の京都町奉行は過激な志士達の脱走を恐れて囚人たちの解き放ちをせず、
それどころか、いまだ判決が定まっていなかった平野国臣ら囚人33人を処刑してしまいます。





結局、六角獄舎に火は回って来なかったのに殺されてしまった囚人たち・・。


今ではこんな碑がありますが・・・



e0033713_09035278.jpg


ひそかな心霊スポットとなっているそうです。







それでは、京都のちょっと怖スポットを地図にまとめてみましょう。














いかがですか?

ひんやりしましたか???


ひんやりついでに、おまけをどうぞ・・




e0033713_19112242.jpg




PASS THE ATON  たすき  ほうじ茶みつ きな粉練乳付き かき氷。

使ってるお皿や容器も全部アンティークで素敵なのだなあ。  








 にほんブログ村 主婦日記ブログへ   ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
by michirudesu | 2016-09-14 19:18 | 京都な日常 | Comments(0)