何百年のロマン

木の剪定や管理をされている“みどりの会”というボランティアグループさんが巨木探訪にでかけるというので、連れていってもらった。

巨木・・というのは読んで字のごとく巨大な木のことですが、滋賀県内にもたくさんあるらしく、ガイドの地図や本も出ています。
今回は湖北地方を中心にということで、湖の北端あたりへ向かいました。



最初はアカガシ。
右の下の方にちっこく人が移っていますから見比べてみてください。

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一本であたりを覆う勢い。

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幹はこんなに・・・

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ごつごつとなのにどこかすべすべした木肌が印象的。


幹回り6.9メートル。
樹齢400年。
滋賀県伊香郡木ノ本町黒田


見ていてもなんかこう・・言葉がでなくなってしまいますね。
みんな
“ほぉ・・” とか、
“おおっ!” とか言いながら見上げるばかりです。


そんな中、

 「400年かぁ・・・まだ生まれてヘンなあ・・。」 と。


400年という年月を自分が生まれてたかどうかの尺度で判断するみどりの会さん(平均年齢がたぶん70歳くらい)なのでありました。。。






つづいて、ケヤキの木

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これは、結構広い道路のすぐそばにある。
大人が8人くらいかからないと抱えられない太さ。
見えている根っこが既に大木の太さだった。


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少し色づいた葉っぱのせいか、さっきのアカガシよりやさしい感じがします。



幹回り8.2メートル
樹齢700年
滋賀県伊香郡木ノ本町菅並 



これだけ大きいとやっぱりお祀りされているのだなあ。
自然と厳粛な気持ちになってくるから、それもわかります。





今度もケヤキ

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山道を30分くらい入っていったところの菅山寺(かんざんじ)というお寺にあります。
お寺といっても、もうだーれもおられない。
地元の方が時々お世話をしておられるのでしょうが・・・。

菅原の道真が植えたと伝えられる双子のケヤキ。
残念ながら右側の1本は折れたか、枯れたか・・小さく見えます。


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先ほどの広々と葉を広げたケヤキと違って、こちらは困難な歴史を物語るような幹の伸び具合。

山奥、古寺・・
深閑という言葉がぴったりきます。


幹回り7.5メートル
樹齢 伝承1200年
滋賀県伊香郡余呉町坂口


熊に注意・・の看板を越えて、鈴を鳴らしながら行き着いたのでありました。




最後は杉の木。
こちらは神社の中にあります。

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杉の木だけあって、ずーーっと上まで伸びているのですが、画面に入らない。
大木を撮るって難しい。
どうやって撮っても小さく見えてしまう・・・


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幹回り6.5メートル
樹齢600年
滋賀県伊香郡木ノ本町川合



木之本(きのもと)、余呉(よご)といえば、賤ヶ岳(しずがたけ)の合戦の地。
羽柴秀吉と柴田勝家の戦い、その後の歴史をこの木たちはどんな目で見てきたのでしょうか。

人間とは違う時間の流れを持つ植物たち。

今まで木というものをじっくり眺めたことなんてなかったけれど、彼等からの語りかけに耳を澄ましてみるのもいいかもしれませんね。



みどりの会のみなさん、
「ああ、長年生きてきたこの木にあやかりたいわ、触らせてもらお・・」
と、木の幹を撫でる気持ちはよくわかりますが、
なんで、その次に自分の頭を撫でるかなあ、
浅草の観音サンか???



しかし、同じ頃、別の場所で巨木を眺めていた方がいたのには驚きました。。。
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Commented by mone at 2007-11-13 20:39 x
森閑とした森の中、人気のないお寺・・・京極ワールド「鉄鼠の檻」を連想してしまいました。
どこからか京極、榎木津コンビが出てきそうな・・・(笑)
何でも聴診器をあてると樹の中の水脈が聞こえるとか。
巨木たちが見てきた歴史、聞いてみたいですね。
Commented by れいち at 2007-11-13 22:23 x
うわっ・・・
巨木のページで確認しましたら上モノは圧倒的に湖北の方に集中しているんですね。
規模の違いに驚いています。
こうなったらわたしと友人Bちゃんと一緒に屋久島を目指しませんか?

でも、こちるさん写真うまいわ。
厳かな感じが十分伝わってきます。
わたし、はじゅかしい・・・、愛が足らんのよねぇ。
Commented by pinko_okusama at 2007-11-14 21:08
ほぉ~言葉にならないです。すごい。
尊い霊気すら感じます。
こういうところの不思議な厳かさに身も心もゆだねると気持ちが落ち着きますよね。
人間って、ちっぽけだよなぁ~でも大きな歴史の中で生きてるんですよね。
おくさまも巨木にあやかりたいです。なでてから腰をさすります(笑)
ありがたいもんね。
ってか、タイトルを何百年のマロンと読みました。
ちょっと酔ってます。すみません。
Commented by marine_32 at 2007-11-15 16:34
木には精霊が宿るとかって、日本人は祭ることが多いですね。
そばに行って眺めてさすって、私もあやかりたい^^;
私なら。。。おなかをさすって痩せますようにってか?
(σ。σ;A)゛アセアセ
Commented by michirudesu at 2007-11-18 21:36
moneさんへ
ホントホント、「鉄鼠の檻」の世界です。
これで雪でも積もってりゃあ・・・
って、そしたら近付けもしないでしょうけどね。

巨木たちに囲まれて禅の気分でも味わってみますか。。。
Commented by michirudesu at 2007-11-18 21:37
れいちさんへ
屋久島・・いいですね。
でも、この巨木めぐりだけでへとへと。
屋久杉への道は遥かなようです。

写真って難しいですね。
私も全然上手く撮れませんよぉ・・
Commented by michirudesu at 2007-11-18 21:43
おくさまへ
巨木に向かうと自然に厳粛な気分になりますね。
私もあやかりたいものですわ。
って、そこまでは長生きしたくない・・とみなさんがおっしゃってましたが・・・

何百年のマロン・・
予定通りのツッコミをありがとうございます。
Commented by michirudesu at 2007-11-18 21:44
まりんさんへ
木にはなにか神秘を感じさせるものがありますね。
だからといってお腹をひっこませるという希望を聞いていただけるとは思えませんが・・・^^
by michirudesu | 2007-11-13 10:48 | ぜんぜんミステリじゃない日常 | Comments(8)

好きなことしかしないっっ!!
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