2009年 01月 05日
お正月のモンブラン
おめでとうございます。
企業も役所も既に仕事始めとなり、
日常の生活に戻さないといけませんが、
その前にモンブランを一気ご紹介です。
どれもこれもひとまとめではもったいない、
単独でメインを張るだけの力量を十分に備えた逸品ですが、
ええい、お正月だから、大盤振る舞いだあぁぁ!!
最初は京都は河原町通り、三条と四条の間にあるパティスリー カナエ きな粉のモンブラン
栗のクリームに黄な粉を合わせるとは、なんということでしょう!!
これがまた、香ばしさといい、ほのかな甘みといい、
おいしいったらありゃしない。
サクサクのタルトの生地も
中に入ってるマロングラッセや黒豆もおいしいけれど、
何度も言うようですが、黄な粉と栗クリームがたまりません。
和風を意識されたのでしょうが、
よくぞこの組み合わせを思いつかれた!というより他はありません。
まさに感動モノのおいしさです。
お店で一緒に味わえる紅茶の淹れ方も一級品。
帰るときに思わずお店の方に
「ホンッットにおいしかったです。」
と握手を求めたくなったのは初めてです。
(しなかったけど。。。)
いろんなモンプランが食べたいから、
本来、一度食べたのをもう一度食べることはあまりしませんが、
これは何度でも食べてしまいそうです。
きな粉のモンブラン 680円
つづいて、北海道は函館市 プティ・メルヴィーユ のチョコレートモンプラン
京都伊勢丹の北海道物産展でお買い上げ。
ものすごい人ごみで、
し、しまったぁ、ケーキの箱を持ってたんだったぁ、と気づいたときには後のまつり。
果たして、持ち帰った中身はどんな惨状に・・・
と思いきや、このとおりなんともありませんでした。
というのも・・
それもそのはず、このチョコレートの濃厚さ!!
しっとりどころか、ねっとり。
まるで巨大なトリュフを食べているよう。
決め細かくて、それでいてしっかりした舌触りがなんとも快感です。
かといって、くどいわけではなく、
これは、チョコレート好きにはたまらないでしょう。
大胆にもパクパク食べてしまいましたが、
コーヒーを飲みながら、ゆっくりと味わってみたい
そんなモンブランでした。
チョコレートモンブラン 368円
3個目は京都市東山三条
バンス洋菓子店
VANCEと名づけたお店なのに、“ヴァンス”じゃなくて“バンス”と言ってしまうところからも察せられるとおり、地元に溶け込んだお店です。
けれども、次々にお客さんが入ってきて、なかなかの人気店のようです。
モンブランもこんなにおしゃれ。
巻かれたフィルムをはがさずにそのままスプーンですくって食べてください。
と、言われました。
ほろにがいコーヒーのムース、
その下のクリーミーなムース、
上にのった栗クリームのやさしい甘さ、
それらの組み合わせがとっても上品です。
折りしも隣の席で注文しているおばあちゃんがフルーツタルトを指して、
「クダモンのタルト、よばれるわ。」
なんて言ってましたが、
そんなふんわりした京都の言葉が似合うような、
なんともやさしいお店のやさしいモンブランなのでありました。
モンブラン 365円
うってかわってこちらはお洒落さが売り、京都市木屋町通り ファリンヌドール のモンブラン
上にのっているのは、なんと栗のアイスクリーム
メレンゲが土台じゃなくて、栗クリームの中とスポンジの間に入っているので、
ちょうどうまい具合にほのかな甘さを感じることができます。
スポンジのしっとり加減や甘さ控えめクリームもとてもいい感じ。
なにより土台のタルト部分の香ばしさが際立っていました。
アイスと一緒に食べるので、まったくくどさを感じることなく
あっさりと食べることができます。
高瀬川を見下ろしながらゆっくりと休憩できるお店でした。
モンブラン 893円(飲み物付き)
by michirudesu
| 2009-01-05 13:09
| マロンな日常