さて、福島行きの二日目。

地元の観光ボランティアの方が会津若松市内を案内してくださいました。






最初は幕末の戊辰戦争で犠牲になった方々が葬られている阿弥陀寺。



戊辰戦争・・・薩摩藩・長州藩らを中心とした明治新政府軍と、
       旧幕府勢力および奥羽越列藩同盟が戦った日本の内戦。


それに敗れた会津藩は結果的に賊軍ということになり、戦死者を埋葬することも許されなかったそうです。
遺体は路上のそこここに放置され、さわることすら許されずに半年近くも放置された末、
やっと、ここ阿弥陀寺と長命寺に埋葬することが許可されました。





この奥に約1300体の御遺体が眠っています。


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政府軍、旧幕府軍、ともに日本の行く末を真剣に考えていたはずなのに、
はからずも賊軍と言われることになってしまった会津兵士のみなさん、
今はどうか静かにお眠りください。


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あと、幕末戦士のお墓といえば、
ここには新選組三番隊組長 斉藤一(藤田五郎)のお墓もあります。



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  ←斉藤一といえば るろうに剣心ではこの方。

    剣心の宿敵で「悪・即・斬(あく・そく・ざん)」の正義を
    自身の信念とする突きの名手。


  実際にはこの方だけは新撰組解散後も警官として明治政府に採用され、
  その後晩年には東京高等師範学校校長などを歴任して、
  72歳まで天寿をまっとうしておられます。











こちらは阿弥陀寺のご本堂。


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阿弥陀寺には戊辰戦争のあと取り壊されてしまった鶴ヶ城本丸にあった
『御三階(ごさんがい)』と呼ばれる建物が移築されています。



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三階建てに見えますが、実は四階があるそう。
そこで密談も行われていたとか。

幕末の鶴ヶ城ではどのような人たちがどんな密談をしてたのか・・・












さて、会津で戊辰戦争といえば白虎隊の悲劇。




白虎隊・・・、会津戦争に際して会津藩が組織した16歳から17歳の武家の男子によって構成された部隊。



旧幕府勢力の中心と見なされ、新政府軍の仇敵となった会津藩。
会津藩では若松城(鶴ヶ城)を死守すべく防備に努めたが、圧倒的な物量で迫る新政府軍に対しては劣勢は否めず
老若男女が玉砕覚悟で臨む戦局となる。
まだまだ若年兵である白虎隊も各防衛拠点へと投入されたが、各所で敗走。
その中で郊外の飯盛山へと落ち延びた総勢20名が山から眺めた戦闘による市中火災の模様を目にし、
もはやこれまで・・・と、自刃を決行した。






飯盛山にある白虎隊隊士たちのお墓。


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白虎隊といえばこの自刃をした20名だけなのかと思っていたけれど、
総勢350人近くの隊士がいて、藩を守るために各地に遠征をしており、
そこでたくさんの若者・・ていうか少年たちが戦死していたのだなあ。











彼らが眺めた飯盛山からの眺め。

燃えている自分の家・・・
それは中で母親が自決をしているしるしなのだけれど、
彼らはそれを見て思っただろう・・・。



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ここで自刃した白虎隊士と同年齢の今の中学生、高校生にとっては、
幕末から明治初期のことなどはるか昔のことのように思えるでしょうが、
実はたかだか150年前のこと。

もしかしたら、自分のおばあちゃんのおかあさん、
おばあちゃんのおばあちゃんなら絶対にその時に生きていたはず。

そんなつい最近まで日本人は日本人同士で殺し合いをしていたという事実をどう考えますか??













さて、その会津戦争で壊滅的な痛手を受けた鶴ヶ城は、
明治7年に石垣だけを残して取り壊されてしまいます。

その後昭和40年になって、やっと再建。
平成23年春には幕末時代の瓦(赤瓦)をまとった日本で唯一の天守閣となりました。




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天守閣からの眺め。


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会津というとどうしても戊辰戦争、白虎隊の悲劇の印象が強くて、
悲しい思いが胸に迫る場所が多いのですが、
そういった悲劇も含んでの今現在だということ噛みしめないといけないなあ。














話は前後しますが、米原と会津をむすぶキーマン、
蒲生氏郷公の墓所にもボランティアさんがちゃんと連れて行ってくださいました。



市内、興徳寺にある蒲生公のお墓と歌碑。



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滋賀生まれの蒲生公が城下町を整備、産業を興して会津の今につなげたと思うと、
なんだか嬉しいですね。








今回案内してくださった観光ボランティアの方たちは、
とってもわかりやすくて丁寧な説明をしてくださいました。

そんな説明の中に、
遠くから来た私たちに少しでも会津の歴史を知ってもらいたい、
少しでも多くの場所を見てもらいたい、
・・という気持ちが込められていることがひしひしと感じられて、
ほんとうにありがたかった。



きのうの大内宿の人たちもそうだったけれど、
福島の人たちって、ホントにいい人たちばかりなのだなあ。













おまけ・・・・・



初日のお昼ごはん。



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大内宿 分家玉屋  鳥せいろ(1080円)。

これでもかっ!と盛ってあるネギにちょっと驚きますが、
柔らかくて甘みがあって、お肉と一緒に食べるとめっちゃ美味しいです。
ゴマもいい仕事。








二日目の夜ごはん。



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会津若松市 和風レストラン くいしん坊 武家先勝願い御膳(1500円)。

上から・・

勝って(カツ)来る身を(古代米のくるみごはん)喜ぶ(昆布の酢のもの)
・・ということだそうで、ボリュームもたっぷり。




でもってこれ、会津塗とのコラボ企画。
『このお盆だけでも2万円!』
・・・とか言われてビビってしまい、写真もぶれてしまったよ。。。。




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by michirudesu | 2015-09-23 20:00 | ぜんぜんミステリじゃない日常 | Comments(0)



福島県南会津郡下郷町 大内宿


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この写真は大内宿観光協会のHPから(他の写真は自前)









滋賀県と福島県会津地方とは、戦国時代の武将蒲生氏郷公を通してつながりがあるようなのです。


蒲生氏郷公は滋賀県蒲生郡日野町の生まれ。
信長、秀吉の時代に数々の武勲をあげた彼は、
秀吉の小田原征伐のあと、陸奥国会津に移封され42万石を治めることになります。
その領地となった会津黒川の地で・・・、
   もとの黒川城を蒲生群流の縄張りによる城へと改築、鶴ヶ城と命名、
   それと同時に城下町の名も黒川から故郷日野町の神社周辺の「若松の森」にちなんで『若松』と改名、
   近江商人たちを招聘するなど、
商業政策の重視と手工業の奨励等によって会津藩の発展の礎を築きました。



・・という関係もあって、
例年米原市で行われている『花嫁行列と長持ち唄』の行事が
今年は大内宿で地元の方々と合同で開催されることになり、
この連休の前半、福島県に出かけていたというわけです。








行列開始直前の花嫁さんたち・・・




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長持ち唄を歌いながら花嫁嫁行列がすすむ昔懐かしい風景・・


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花嫁さん、花婿さんたちは大内宿の真ん中にある高倉神社の鳥居前で実際に結婚式をあげられる
本物(?)のカップルだけれど、
長持ち唄の歌い手や長持ちの担ぎ手、
それに割烹着を着た親戚のオバチャン役の女性たちはみんな
米原市や地元のお手伝いボランティアだよ。









宿場町の街道をしずしずと花嫁行列がゆく風景は絶好の被写体なので、
美しくも風流な写真をたくさんお見せしたいところではありますが、
なにせ自分が行列の中なのでほとんど撮れていないので、
くわしくはこちらのニュースからどうぞ。
(テレビを動画に撮ったのでかなり音量をあげないと音が聞こえません。申し訳ない。。。)














米原市からバスで約8時間。
御縁があって遠くに連れて行ってもらいましたが、
大内宿は本当にステキなところでした。



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泊った民宿 扇屋さんもめっちゃいい雰囲気。





囲炉裏に神棚・・・

昔の日本はこうだったんだなあ・・・って感じ。


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地元のお料理の数々・・・



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囲炉裏で焼けてた岩魚。
じっくりじっくり焼いてあるから骨まで全部食べられる。



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これはおめでたい時に出される『こづゆ』っていうお料理だって。
ホタテの貝柱を出汁がめっちゃうまい。

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夜の大内宿もまた何ともいえないいい雰囲気でした。



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・・・て、これはなんとも言えないというより、
なんにも見えない。。。。。

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そこに住む宿の人たち、町の人たちみんなが本当に親切で穏やかで、
包み込まれるようなあったかさを感じるところでありました。



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次の日は会津若松市の観光。(それはまた後日)









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by michirudesu | 2015-09-21 12:48 | ぜんぜんミステリじゃない日常 | Comments(0)

8月の読書


9月に入ってだいぶたってしまったというのに、
今頃先月読んだ本をば・・・




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   真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒(大沼紀子)             
   昨夜のカレー、明日のパン(木皿泉)
   家族喰い 尼崎連続変死事件の真相(小野一光)    
   怪獣文芸の逆襲(東雅夫編)
   サイレント・ヴォイス(佐藤青南) 
   伽藍堂の殺人(周木律)
   ラプラスの魔女(東野圭吾)   
   僕と先生(坂本司)
   考えるマナー(中央公論新社編) 
   ヒア・カムズ・ザ・サン(小路幸也)
   天鬼越(北森鴻・浅野里沙子)  
   フラッシュポイント(神永学)




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真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒(大沼紀子)

  真夜中から明け方にかけて営業するというパン屋のお話。
  ほのぼの系のような気がするけれど、実は結構シビアなのだ。
             

昨夜のカレー、明日のパン(木皿泉)

  結婚後すぐに夫を亡くしてしまった女性とその義父との二人暮らしの様子なのだけれど、
  現実にはなかなかこう淡々とはいかないよなあ。


家族喰い 尼崎連続変死事件の真相(小野一光) 

  尼崎のマンションの一室で繰り広げられた惨劇。
  主犯とされた女性が獄中で自殺してしまったこの事件は本当のところどうだったのか。
  福岡であった事件の時にも思ったが、人間はどこまで残酷になれるのか・・・


ラプラスの魔女(東野圭吾)

  ネタばれしちゃうからあまり書けないけれど、
  東野さんが書くとSFでも納得させられてしまうからなあ・・・。






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今年の8月は暑かったですねぇ。
そのせいとはいいませんが、なかなか本を読む気にもならず、
最近短編ばかりのような気がします。



            詳しい感想は こちら 












写真は先日、京都大阪方面に旅行に行った時に食べたヤツですよ。


上から・・・


京都駅のすぐ近くにあるカフェ ベローチェ の モンブラン(290円)。

    お値段の割になかなかしっかりとしたお味です。



阪急3番街。 フルーツパーラー木村 の ミックスジュースバニラアイスのせ(650円)。

   大阪といえば??・・
   なぜかミックスジュースが飲みたくなるんだよねぇ。
   フルーツパーラーのヤツだから本格派。絶品です。



なにわ落語の聖地 繁盛亭のすぐ近くにある 喫茶ケルン の 卵サンド(ハーフセット モーニングで550円)。

   ゆで卵を砕いた卵サンドもいいけど、
   大きなオムレツが挟まったサンドイッチを中身が落ちないように気にしいしい食べるのって、
   またたまりませんよね。












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by michirudesu | 2015-09-08 18:12 | 読書な日常 | Comments(0)


天神橋商店街をうろうろとしていた日の前日、
実は京都の町を、これまたうろうろとしていたのでありました。

夏の終わりを感じるというか、
過ぎ去る夏を惜しむというか・・・

しとしと雨模様の中、まず出かけていたのは・・・






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ここへは何度も出かけているけれど、そういえば外観とかの写真がないんだよなあ。
建物も庭もめっちゃステキだから、
いつかお庭を散歩しながら外まわりをゆっくり見せてもらおう・・・
とか思いつつ、
いつも展示の方を観るだけで疲れ果ててしまうんだよなあ。。。。


なので写真は、博物館のHPより勝手に拝借。
(画像検索して盗作だとか言わないよーに・・)










今回は特別展はなくていつもの展示だけ。

でも特集として展示されている 
真珠庵の『百鬼夜行図』や知恩院の『阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)』など、
前から観たいと思ってたのものが思いがけず展示してあって、
めっちゃラッキーでした。






館内はもちろん撮影禁止なので、3階の休憩テラスから・・・

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何も音は聞こえない。
水たまりに落ちる波紋で雨が感じられるだけ。

外の景色さえ展示物のようですね。









はじめに3階にのぼって、ゆっくりと展示品を見ながら順番に下りてきたらもうお昼。




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館内のレストラン ザ・ミューゼス で ザ・ミューゼスランチ(ビーフシチュー)(2160円)。


ここは博物館のお向かいにあるホテル ハイアット・リージェンシー の経営ですよ。


めっちゃお肉がやわらかい。
ナイフなんて要らないんだな。

それにデザートもプチサイズじゃなくて、しっかりと普通のサイズなのがまた・・



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ここのレストランも大きな窓からお庭が眺められて、
ゆったりとした時間が流れていましたよ。







ご飯のあとまた展示品を眺めて・・・
と思ったけれど、いつもながら情報量の多さに疲れ果てて、
さらっと過ごしてしまった部分があるのがホント、惜しい。


何回来ても時間が足りないと思うんだよなあ。。。。










さて、博物館を出てやってきた場所はこの人ごみ。


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ここ実は、この日でいったん閉館してしまうんですよ。





なので機関車たちも旗でお化粧・・



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でもその前はこのひとだかりでぎゅうぎゅうですわ。。。




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鉄道オタクの息子を育てていたわけですから、
もちろん彼が小さいころ一緒に来ていますねぇ。

いつもはもっと静かで機関車たちを存分に見学することができるのですが、
そのころを懐かしむ・・というわけにはいきませんでした。
でもまあ、最後というのだから仕方がないですね。





みんな、名残惜しいんだなあ・・


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梅小路蒸気機関車館は来年の春、あたらしい鉄道博物館に生まれ変わります。




最後だからこんな記念切符(入館券)もらっちゃた。


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思いがけず人波にもまれることになったので京都駅に帰って休憩。



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駅ビル、9階にあるカフェ チェントチェント でモンブランとお茶(セットで980円)。



伊勢丹の反対側。
全面ガラス張り、テラス席もあったりして、駅の雰囲気が感じられます。



モンブランはオシャレな盛り付けで登場です。

中はというと・・・



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でっかい栗がごろりん!と。


上にもでっかいのがのってるし、中にもでっかいのがあるし・・
で、栗好きにはたまらないモンブランですよね。


甘さを抑えてくどさを感じさせない栗クリームもなかなかなものでした。










次、夜になるのを待ってやってきたのは嵐山。
ここで・・・



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鵜飼を見学しようというのです。


鵜飼とはご存知のように、数羽の海鵜を飼いならして鮎などの川魚をとる伝統的な漁法。
嵐山の鵜飼は千年のも前から行われたそうですよ。




大堰川うかべる舟のかがり火に をぐらの山も名のみなりけり(在原業平)







で・・・・


見えますか???



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えっ??

鵜ってどこどこ???





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とか言ってる間に、鵜匠をのせた舟は、
あっという間に目の前を通り過ぎていってしまうのでありました。




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でも首尾よく魚を捕まえた鵜の首を鵜匠がおさえると、
ホントにキラキラ光る鮎が吐き出されていましたよ。




一生懸命に魚をとる鵜さんたち。
とった魚を飲み込んでしまわないようにのどに紐が巻かれているとか。
なんだかちょっと気の毒だね。








私たちがのった見学船がずらりと並ぶ前を
鵜飼船が右側と左側、それぞれ2往復しておしまいです。

ちょっと物足りないといえば、物足りない。






好きなだけ停まっててくれるのは食べ物を売りに寄ってくる船だけ・・・


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でもまあ、川辺を渡る涼しい風にふかれながら、
しばし平安の風情にひたらせていただきました。


鵜飼は9月の終わりまで。
まさに去りゆく夏を惜しむ・・という感じでしたね。


ちなみにオフシーズン、鵜たちは、
こちらも鵜飼で有名な岐阜の長良川に預けられているそうですよ。













おまけ・・・


この日の晩ご飯は、萩の家 の 竹籠弁当(1080円)。



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萩の家さんは創業明治24年という老舗。

京都駅の駅弁の代名詞ともいえるお弁当屋さんでしたが、
今は駅で買えなくなってしまいました。


前もって予約の電話を入れておいて、本社で調達。



一つ一つの味が細やかで誠実。
丁寧に作られている人がわかります。







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by michirudesu | 2015-09-07 14:04 | 京都な日常 | Comments(0)

天神橋筋商店街・・・

ウィキによると、南北2、6キロメートル、店舗の数約600店で、
そこは日本一長い商店街だという。



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そんなに長いんなら、いっぺん歩いてみたろ・・
と、出かけてみましたよ。


あ、商店街の長さもさることながら、
この記事も長いよぉ~~。。。
お覚悟あれ・・・・(全長約5メートル・・)










・・というわけで、まずはこちらにお参り。



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ほぼ商店街の出発地点にある大阪天満宮

ご存知、浪速のエネルギーのシンボルともいえるあの、
『天神祭』がとりおこなわれる神社ですよね。




こちらがご本殿。


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天神さんだから、ご祭神は当然菅原道真公です。




菅原道真公は政敵の藤原時平の策略で九州の大宰府に左遷されそこでその生涯をとじましたが、
その約50年後、道真が九州に行く途中で立ち寄ったという大将軍社の前に
突然七本の松が生え、毎夜金色に光ったといわれます。
この出来事を聞いた村上天皇の勅命でここに道真が祀られることになりました。




・・・という話などが説明されたところ・・


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こちらが摂社の大将軍社。



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テレビなどで見る天神祭の様子はものすごくパワフルな感じですが、
平日の天満宮はのどかな佇まいでしたよ。



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天満宮のお隣は、上方落語の定席 繁盛亭



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・・・さて、いよいよ商店街に行ってみることにしましょう。



ここから出発!


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天神橋筋商店街は1丁目から7丁目まであって、「○丁目商店街」のように分類されています。
1丁目商店街なら天1(てんいち)、3丁目商店街なら天3(てんさん)っていう風に呼ぶんだって。

ほとんどアーケード内だけれど、最初と最後の一部はこうやってアーケードがない部分もありました。



ちなみに、全部を通しての商店街連合組合はなくて、HPとかも別々だった。。。。







あ、そうそうまず最初にこれをもらっとかないと・・・・


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はじめに1丁目か7丁目の決められたお店でこれをもらって、
最後にもう一方のお店に持っていくと・・・
(どうなるかは最後のおたのしみ・・・)








とか言うてるうちにいつのまにか2丁目に・・・



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どひゃあ・・・


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暮らしの衣料「なみき洋品店」

な、なんか、安ぅ~~~~!


この際、ひょう柄の服とか買おうかと思ったけれど、それはそれなりのお値段だった。
うーむ・・・、値段の基準がよぉわんらん。。。。。







つづいて、商店街といえば・・・の、コロッケ食べ歩き。


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中村屋 コロッケ(70円)。


テレビでダウンタウンの浜ちゃんが絶賛してたヤツだそうで、休日には行列だとか。


よく知ってるお肉屋さんのコロッケとは違う。
かなり甘め。
・・ていうか、お肉がないっ!!



でも、カリッ!としてて、風味も良くって、
なによりアッツアツだから、とっても旨かった。







大きな道を横断してもまだ2丁目・・



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お人形さんの部分アップ!



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次はパン屋さん。



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ニッシンベーカリー の 昔ながらのメロンパン(上 140円くらい)と玉子パン(下 50円くらい)。

両方とも、なんだか子どものころを思いだす様な、懐かしいお味だった。









とここで、ん?


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モンブランっていうお店発見!!
喫茶モンブラン。


これはもう、入らいでか、入らいでか・・・






おおっ!
モンブランケーキがちゃんとあったぁ!!!(飲み物とセットで700円)



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ていうか、ケーキセットのケーキは何ですか?って聞いたら、
「はい、サンプルをお持ちしますね。」・・って、
高級スイーツ店のように、銀のお盆に乗せたケーキたちを見せてくれた。


この店構えからは想像してなかった(失礼!)その対応に、なんだか感動!!





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栗クリームはすこーしチョコの風味もあるような感じで、
あと、ナッツの香ばしさもあっておいしいです。

甘さも控えめでとっても食べやすい。





紅茶のカップもなんだかレトロっぽくて可愛いなあ・・



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・・・と思って裏を見てみたら、『YURIE NITANI』って書いてあった。

あの人???












3丁目商店街は上に鳥居が・・・



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しかも鳥居の色がいろいろ・・・・。



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ここでは老舗っぽい和菓子屋さんに寄ってみた。




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薫々堂(くんくんどう)。



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約120年前に誕生したというこのお菓子『浪花津』は、
大阪府に『大阪産(おおさかもん)』として認定されてます。(8束入り840円)


生姜、味噌、柚と三つの味でひとくくりになったおせんべい。
素朴なお味でおいしいです。









なんか、3丁目には古本屋さんがけっこうあるなあ。



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矢野書房。

本が並んでいると、どうしてもチェックせずにはいられない。。。



ここは『このミス大賞』の作家さんの本がなぜだかたくさんあって、
おもわず一冊お買い上げ。



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すごくきれいな古本(200円)。










つづいてまたまた商店街といえば・・・の 鯛焼き食べ歩き。




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鳴門鯛焼本舗 鯛焼き(150円)。




あちちち・・・・、というくらいアッツアツやもん、
おいしいにきまってるって!

(なんか、感想が雑になってきた気がしないでもない。。。)










ここから4丁目(4番街)。


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まだ半分も歩いてないやん。。。。


ただまっすぐ歩くだけならたいしたことないけど、
あっちへふらふら、こっちへふらふら、
気になる店があるたびに探検したりするから、疲れたぁ~~。。。。。



休憩。




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西洋茶館 アイスレモンティ(518円)。


お店の外においしそうなケーキも並んでいたけど、
さすがにお腹がふくれてきていたので、ここではお茶だけ。

外観といい、中の感じといい、なんとなくアンティークな雰囲気が漂うお店で
ゆっくりひと休みすることができました。











4丁目はまだまだ続きます。


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天神橋4丁目の北がわ、天4なので『てんしきた』商店街かぁ・・・・









・・と、この写真を撮ったところの目の前のお店で、
お腹がふくれているとかいいながら・・・



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キャベツ焼き天満店 の キャベツ焼き。

お店の横の道端の置いてある椅子で即いただきまーす。



キャベツたっぷりだし、
干しエビや天かすでパリパリとした食感もあって香ばしいし、
生地はもっちりだし、おいしいーーーー^^


それに何より、これって1枚、たった140円なんだよ!




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1枚に1個ずつ玉子がちゃんと入っているのに、
信じられないくらい安いこのお値段!


すごい!!!


10枚くらいまとめて買っていかれる方も多かった。
(しかし、そんなにいっぱい誰が食べるんやろ???)










天五に入ると、道幅がちょっと狭めになる。



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店と店の間にパチンコ屋さんが何件もあったりして、
そのパチンコ屋の自動ドアの開いたときだけいきなり、
“ざあーーーっ!!!”っていう、あの玉が流れ落ちるような音が聞こえます。
で、自動ドアが閉まると急に存在感がなくなって普通の商店街の顔に・・・

なんか、おもしろい。





心なしかお店も濃い(?)お店が多いような・・・








・・・て、虎がぁぁぁっ!!!




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トクヤ洋品店の店先。



ああ、びっくりした。。。。

扱う商品は、もちろんアニマル柄^^;










驚きも冷めやらぬまま、6丁目に・・・




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ここの住まい情報センタービルの8階には、大阪くらしの今昔館 というのがあります。



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中は・・・




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これ、ビルの中ですよ。

江戸時代の大阪の街並みがみごとに忠実に再現してありますね。
見学者の皆さんさえ、まるで展示の一部のよう。


ちなみに浴衣姿の皆さんは、和服体験中の中国からの観光客の方々です。






ほかにも近世から現代の町の様子を再現したパノラマもたくさん。



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文人や画人が愛した淀川の様子に焦点を当てた
『「淀川舟游」~若冲・応挙・蕪村も愛した~』
という企画展も開催されていて、とっても見ごたえがある展示館でした。









大阪くらしの今昔館を出たら、このお店。




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“飽きがくるほどアゲガデカイ!”の看板の裏側は・・




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“下品なくらいダシが濃い!”








これがその“飽きがくるし、下品な” けつねうどんだよ。


天六うどん けつねうどん(330円)。


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ほんまにおあげさんがデカイ!!


おつゆのお味はちょっと京都のとちがうなあ。

ほんわかとした甘みがある京都のおうどんとくらべて、
ここのはもう少しお出汁のパンチが効いてる感じ。

ああ、それでダシの濃さが下品だと・・・あわわわわ・・


おあげのお味は思った通りの甘辛ーい、あのお味でした。









さて、おうどんを食べたところで・・・



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天七の商店街はアーケードの外でした。

ようやくここで、天神橋筋商店街はおしまいです。





濃いなあ・・

おもろいなあ・・・

なんでもありやなあ・・・



でもなんか、緊張しないですむというか、
息がしやすいていうか、

ホンマ、元気な商店街でしたわ。







しかし、洋品店はどこもめっちゃ安かった。

その上、置いてある洋服たちは、
アニマル柄はともかく、ふりふりとかキラキラとか、
花だらけとかびらびら(?)とか・・・

ものすごい柄や形態ばっか。




いったい誰が着るネン??・・・って思ってたんだけど、
大阪駅に戻って阪神百貨店の中、エレベーターの前で休憩してたら、
エレベーターのドアが開くたびに降りてくるオバチャンの服がみんな・・・






着てる人、いてたぁぁ!!


(なるほどぉ、売れてるわあ・・・)












あ、そうそう・・・


天神橋商店街を1丁目から7丁目までぜーんぶ歩くと、こんなん、もらえるんですよ。





満歩状。

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by michirudesu | 2015-09-01 17:16 | ぜんぜんミステリじゃない日常 | Comments(0)