ノウイング


である。

大人二人だけの暮らしだから、掃除も洗濯も食事の量もしれている。

お金はないが時間だけはたっぷりとあり、
好きなことを好きなだけできるというのも案外退屈なものだ。


・・・


などと贅沢なことを言っていたら、
こんな映画を観る羽目になってしまったことよ。



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ノウイング



小学校の創立50周年を記念して掘り出されたタイムカプセル。
当時の子どもたちが描いた絵の中に
ある少女によって書かれたものも混じっており、
それは、紙一面にびっしりと数字を羅列してあるという奇妙なものだった。

大学で宇宙物理学を教えているジョンは、
数字を眺めているうちにそれらがもつ恐るべき意味に気がつく・・・・







パニック映画好きです。

洪水でも噴火でも冷害でも台風でも、
ドドーン!のガガーン!!のバリバリィィィ~!!!
の画面には妙にカタルシスがあるものです。
          もしかしてワタシって、欲求不満????




というわけで、今回も派手なブッ壊れ方を期待して観に行ったのですが、

ちょっと勝手が違いました。

地球が滅ぶ場面は映画最後の10秒ほどのみ!


たった10秒!!






映画は数字の意味に思い当たった男の恐怖が中心でした。

世界中で起こった大惨事はすべてであらかじめ決められていた???
そして最後は全人類、全生物の滅亡??



袖すり合うもたしょうの縁といいますが、

すれ違いざまに袖が触れ合うだけといった程度でも
人は多少は(少しくらいは)縁があるのだから大事にしなさい・・
ということじゃなくて、

そんなごく小さいことまで
他生(生まれる前の世界)であらかじめ決められているのだ
ということですよ、

誤解してませんか、おくさん・・・
・・って、誤解してたのはアンタだけやっちゅうに!



50年間の大事故をすべて書き表していたという数字は、
まさにそういうことですよねぇ。





神か宇宙人か、
いったい誰がどうやって地球の運命を決めているのかということに、
はっきりとした解決を与えないままに、
映画はただただ、破滅あるのみ。

何をどうやってもあらかじめ決められたことから逃れようはないのだよぉ~。





ストーリーに不満はたくさんありましたが、
帰り道、夜道を車で運転しながら
どこかで誰かにじぃーっと見られているような気がして
大変に怖かったのは確かです。






満腹の上にさらにケーキを詰め込む怠惰な日常が
なんとありがたいことであることか・・・








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by michirudesu | 2009-07-13 21:03 | 映画な日常