2012年 01月 09日
伏見稲荷大社 稲荷山をめぐる
このシルエット・・・
狛犬ならぬ、狛おきつねさん・・・
はい、ここは、
京都、伏見稲荷大社。
楼門やご本殿の朱塗りが美しい。
三が日が過ぎてももまだまだ初詣の人々が詰めかけるチョー有名どころ、
お稲荷さんの総本宮であります。
こちらがご本殿。
おねえちゃんが昨年秋、ここの近辺に引っ越しましたので、
私も8日の日曜日にお出かけして、
しっかりとお参りをさせていただきました。
お稲荷さん、よろしくお頼もうします。。。。
さて、伏見稲荷といえばこの延々と続く鳥居のトンネルがおなじみです。
このトンネルを抜けて最初にいきつくのが、ここ奥社。
奥社には『おもかる石』という、
持ち上げた時に自分の予想より軽く感じられたら願いがかなうという石があります。
わたしも挑戦してみましたが、
ヘタなことを願って、もしも持ち上がらヘンかったらどうしよう・・・
と、ビビリ心が発生。
思わず、世界平和などを祈ってしまいました。
意外にもというか、案の定というか・・・
一ミリも持ち上がらず!!
実は伏見稲荷は本殿の奥に奥社、
さらにその奥に下之社、中之社、上之社と、
お山の上まで社が続く、一大信仰ゾーンなのであります。
(画像・・伏見稲荷HPより勝手に拝借 おきつねさん許して。。。)
ドラマや写真撮影で女優さん、モデルさんたちが来るのは、
せいぜいこの奥社まででしょうね。
ここからがアナタ・・
廻ろうと思うなら、2時間は覚悟をしないといけない。
ワタシも行くつもりなど全くなかったのに、
その場の雰囲気というのは恐ろしい。
ついつい、奥へと足を向けてしまったのでありました。
(おキツネさんに呼ばれたか???)
ここが熊鷹社がある新池。
まだ松の内なので初詣での人々でにぎわっているからいいものの、
人がいなかったらちょっと怖いかも・・
でもこの辺りなんて、まだほんの入り口。
さっきから、鳥居の写真ばかりですが、おんなじ場所じゃないですからね。
やっと、見晴らしがきく四つ辻です。
四つ辻からは境内図でもわかるようにぐるっと回ってこられる道になっています。
ワタシは左回りで・・
また、鳥居。
ここが三の峰。
下之社です。
まだまだつづく・・・・
二の峰、中之社。
疲れているので、他人が写り込んでいようが気にしてる余裕なし。
ひー、ひー、
やっと一の峰、上之社到着です。
疲れ果てて茶店の椅子に腰かけ、フト前を見ると、
買い物をしないものは座るな!
と書いてある。
ちょっと、セコイぞ!!
さて、ここからは戻り道ということになりますが、
下の本殿、奥殿あたりより人は少なめなので、
たまにエアースポットのように前後に人がいない時があります。
つづく鳥居・・・・・
ご神木・・・
森の中・・・
コツコツと自分だけの足音が響くのを聞いていると、
ふと、異世界にはまりこんでしまうような・・・・・
あわわわわ・・・・
これ、初詣で時期じゃなかったらもっと人は少ないと思うし、
ほんまに雰囲気にのまれそうでしたわ・・・
気を取り直して、
こちらが新滝。
立ち入り禁止だったから上からしか写真がとれず、
その上水が少ないので水飲み場のようですが、
この下に深く落ちています。
で、やっと四つ辻に戻って来れました。
京都の町並みが懐かしい。。。
実は稲荷山は、上之社、中之社、下之社だけじゃなくて、
もう数えきれないほどの社がある。
大きな社や
小さな社
金運、腰痛、病気平癒、安産、縁結び・・・
人々のありとあらゆる願いがここに集まってくる感じですね。
そしてお稲荷さんはそれに黙って寄り添ってくださっているのでしょう。
願いがかなったあかつきにはこんなかわいいお人形を奉納するところもありましたよ。
縁結びですって。
みなさん、良縁にお出会いになったようで・・・
はい、これが終点。
八島ヶ池です。
約2時間の行程。
最初は巡るつもりはなかった稲荷山巡りですが、
お稲荷さんの雰囲気を存分に堪能し、
山の神秘とぬくもりにも浸ることができました。
足腰が弱ってしまったら、決して行くことはできないでしょう。
今年行ってよかった・・・
ホント、そう思いました。
さてみなさん、
一般に千なんとかとか、万なとんかというのは、
とても数が多いことのたとえであったりするわけですが、
ここ伏見大社に限っては、
千本鳥居というのは、決して誇張ではない、
もしかしたら、千以上あるんじゃないか??
というのをわかっていただけたでしょうか??
最後にこれだけ奉納鳥居を見せられると、どうしても気になる
これを載せておきましょう。。。。
お昼は京阪伏見稲荷駅近くの けんどん屋さん で、
きつねうどんと稲荷寿司。
一瞬、え?、お稲荷さまを食べちゃうの??
て思いかけましたが、違うよねぇ。
お稲荷さんの大好物がおあげさんなんだよねぇ。。。。
by michirudesu
| 2012-01-09 13:51
| 京都な日常