2013年 09月 14日
京都御苑、拾翠亭を訪れてみる。
京都御苑の中、南西あたりにある拾翠亭(しゅうすいてい)。
五摂家のひとつであった九條家の現存する唯一の建物で、
江戸後期に建てられたものと伝えられています。
建物は全体が数寄屋風書院造りで、
当時は主に茶会のための離れとして使用され、
内部には今も十畳と三畳のふたつの茶室が残されています。
水色部分 京都御苑のHPより抜粋。
春と秋の京都御所一般公開の時のほかは、冬以外の金、土、日曜だけ一般公開されています。
門からいれていただくと・・・
お部屋はこんな感じ。
お庭が美しい。
池は勾玉形をしていて、名前は九条池。
こころなしか池の鳥さんたちも優雅です。(←ウソ!)
お部屋の中から眺める庭も美しいけれど・・・
うわっ!観光客のおっちゃんの足が写ってしまってだいなしに。。。。。。
気を取り直して・・・
お二階にも上がれます。
ちょっと上から眺めるとまた違った感じ。
静かです。
9月になったというのに連日30度越えの京都。
御苑を歩くだけで汗だくです。
でも縁に座って庭を眺めていると、
時折かすかな風が感じられてとても気持ちがいい。
エアコンに頼ってばっかりいないで、
心を落ち着けて自然の中から涼を感じるのも大事ですよね。
外観はこんな感じ。
御苑を訪れる観光客は多いけれど、拾翠亭の見学までする人は少ないから、
空間をほぼひとり占めすることができます。
見学料は100円だけだし、
御苑のベンチで休憩するよりここでゆっくりした方が
ずっと贅沢な時間が過ごせるんじゃないかなあ。
しかし、古い建物の階段はどこも急ですよねぇ。
心静かに・・とかいいながら、
転げ落ちてたらシャレになんない。。。。。
by michirudesu
| 2013-09-14 11:13
| 京都な日常