2006年 04月 05日
食べました!!(マロン編)
『東京名物』(早川光著、新潮社刊)という本に、昭和八年、東京の登山好き洋菓子店主がモンブランの登山口、シャモニーを旅行した際、海抜四千メートのこの美しい白い山に魅せられてつくったと書いてあるらしい。
他の説もあるようだけれど、“北海道へ行く前に、東京でどこのケーキ屋さんへ行こうか・・”と迷っていた私は、この記事を目にして、即決です。
いかいでか!!
自由が丘にあるその名もモンブラン。
モンブラン発祥のお店です。
なつかしい形です。
カステラの上に黄色いクリームがのっただけのケーキに見えますが、これが、栗クリームの中には白いクリームが、スポンジをくりぬいた中にはカスタードクリームが入っている。さらにその中にちゃあんと栗がころころと・・といったとっても凝ったつくりのケーキなのです。
でもって、つくりが凝りに凝っているのにお味はすっきり。
甘さを控えてやさしくて、なんというかとってもほっとする。
むむ・・できるな、おぬし!!って感じ。
上の白いお帽子はアルプスの雪なのかな。
おなじくモンブランの“マロン”と“チーズケーキ”
やさしいお味のモンブランに比べて、“マロン”の方は、どっしり、しっかり、はなやか~なお味のケーキでした。
“素朴なモンブランだけしかできないと思ったら大間違いよっ!!”
って声が聞こえたりして・・・
ぜんぶ399円
北海道に着くと同時に予想外の腹痛。
食べすぎか、はたまた・・・
って、それ以外の原因はないか・・
札幌の六花亭 円山公園店に行くはずだったけど、泣く泣く断念。
三越からお買い物のお菓子を大量に宅配便で家に送り、そのまま登別温泉へ。
で、治ったところで次の日に六花亭 五稜郭店に行ってきましたよ。
五稜郭の目の前なのに、そこへ行きもせずケーキだけを食べて変える私たち。
榎本武揚(だっけ??)さん、ごめんねー。
モンブランとチョコのケーキ
小ぶりながらもしっかりとしたお味でした。
六花亭の包みの模様のお皿もステキ。
そしてこれが、季節ごとの限定ケーキ “帯広の森”
春の季節はピンクの苺クリーム。
あまずっぱーいお味がさわやかでした。
三つの中ではこれが一番かも。
モンブランとチョコケーキ 230円
早春 帯広の森 400円
帰りの新幹線で、東京で買った木村屋のアンパンを・・・
おくが小倉あんぱん、左さくらあんぱん、右栗あんぱん
当たり前だけれど、あんこの味がしっかりするというのはいいですよねー。
小ぶりだから、このくらい平気なのさ。
さくらあんぱんの真ん中のさくらのお花、ちょっぴりの塩味がまた、たまりません。
小倉 さくら 120円
栗 150円
電車の中で撮った写真が多い上に、デジカメはへっくんに占領されたので携帯電
話のカメラ。
ただでさえ下手なのに、よけいにみにくくてすみません。
それにしても、どれだけ食べたんだか。
これに、また買って帰ってきたものがあるというんだから・・・
by michirudesu
| 2006-04-05 22:53
| マロンな日常